伊豆沼で蓮の舟に乗りました。

お盆です。

忙しい花切りの合間を縫って、絶対見たい蓮沼に行ってきました。見たいだけではなくて蓮の舟に乗りたい。
あの不思議な感覚は、他では体験できない、蓮の花に覆われた広大な沼を舟で周らなければ得られないと
思うので。

極楽浄土でございます。

どこまでもどこまでも続いています。今年は例年より花が多いそうで、東京ドームの約10倍あるという伊豆沼の
8割から9割蓮の花で覆われているそうです。
この蓮の沼がここには、3つもあります。伊豆沼、内沼、長沼といいます。
冬は白鳥や雁の越冬地であり、ラムサール条約の指定地であるので、蓮を持ち出すことはできません。

すごいなあ! すごい、すごい、今年はすごいわ! が止まらない。

こうして船で水路を作って進みます。

まだ蓮がさほど大きくないので遠くまで見渡せますが、もうじき蓮の背丈が高くなって2メートルもそれ以上も
なると展望は林立した蓮の茎ということになります。

船頭さんが言うには
「蓮が大きくなると、迷子ちゅうか、どこにいるのかわからないような気持ちになる」
この蓮は自然のもので植えたわけではない。風に弱いので10年前の台風では全滅したが根っこが活きている
ので10年かかってこうなった。

「もっといっぱいの人に見てもらいたいですねえ。こんな素晴らしい景色は」と私。
「日本中、いや世界でもこんなにたくさんの蓮が咲くところはないと思うよ」船頭さん。
そう船頭さんが言ってもおかしくないような光景です。
「もっと宣伝するからねえ」
「宣伝してください。栗原市は宣伝が下手だからもっと宣伝してたくさんの人に見てもらいたいなあ」
と船頭さんが言ってますので、是非ごらんください。東北新幹線ならくりこま高原駅から車で20分くらいかしら。
それから船頭さんが言うには、是非とも船に乗ってもらいたい。乗らなければこの素晴らしさは分らないと思う。

それから白鳥は蓮根が大好きなので、北帰行の前になると栄養をつけるために湖面にお尻を突き出して
逆立ちするようにして蓮根を食べる。だから白鳥が食べたとこは減っちゃったの。ごめんね。

ということでした。

乗船場のすぐ上にバードサンクチュアリかな。鳥など見られる施設があります。
そこからの眺めです。

 

 

さて、大急ぎで畑に戻ってお盆用の花束つくりです。
切っては束ね、切っては束ね。

花束作りの傍らで進めているのは秋のパンジーの種蒔き。

その傍らではハボタンが育っています。

今日も今から花束作りです。
終わって帰ってくるとヘロヘロになってます。
さあ、がんばっぺ!