あっぱっぱ

明日から長野へ行きます。長野市のエムウエーブで行われる大人の文化祭2012に参加、出店します。

今回の出店の中心にするのは新聞バッグ。

ちょっとおしゃれな「もじゃぐり新聞バッグ」です。皺加工バッグをもじゃぐりと名付けました。
うちの草だらけの庭で夕日を浴びたエリンジュームと竹盆栽。こんなふうにも使えます。

そして南三陸から縫い終えたあっぱっぱが送られてきました。

ダンゴウオちゃんです。かわいいです。

一味違うダンゴウオさんです。

ダイナミックなとうがらしとおもちゃ箱のようなとうがらし

 

次はわかめ。大きなわかめと平目。

そしてさんま。このさんまのあっぱっぱを見た時には笑ってしまいました。

さんまのあっぱっぱを着た子を想像してみてください。あまりの意外性に笑えてきます。

全て東北にとって大切な産物です。希望の産物。

これからサイズが大きい物、ズボンなどにも取り組みますが、南三陸の縫製者の方たちは腕も確かだけど
速いです。1枚2000円で販売します。赤ちゃんへのプレゼントなどにもご利用ください。

販売は海山ネットワークで行なっています。よろしくお願いいたします。

最後に山の手メンバーのひとりごと、にはそぐわないかもしれないけれど、大津のいじめられて自殺した
中学生のことで一言。

ご両親の無念はいかばかりかと心が痛みます。

警察の強制捜査が学校に入ったことで、今朝のテレビであるコメンテイターが「慎重であるべきだ」と
発言してました。その是非についてはしっかり考えてないので、すぐには答えがでませんが、
ただひとつだけ言えるのは、自分の経験からみて、子供たちは、特にいじめという行為を実行した
子供たちは大人が怖くないのです。親も先生も、見つからなければ警察も怖くない。

いけないことはいけないと厳しく戒める大人が周りにいない子供たちは不幸です。ここから考えることが
必要なのではないか、と思います。

私の子供は私に言いました。だから一緒に闘うことができました。                          昔のことですが、思い出しても緊張する出来事です。息子や娘の子供たちに同じことが起こってほしくない。「慎重にあるべきだ」などと人ごとのようなことを言ってないで、大人は本気になってどうしたらいじめがなくなるか、どうしたらいじめが防げるか、どうしたら死なせずに済むか、死に物狂いで研究してほしいと
願います。子供は宝です。

 

 

値段をつけるのは難しい

朝5時から深夜12時までずーっと仕事をしっぱなしでやっと今日の分を終了しました。

終了ではないんだけど、もう疲れて残りはあした回しです。

明後日は長野なので、その準備をしているのですが、なんか忘れてないかと思うと不安が消えません。

今日は一日日々の仕事と長野の準備で家を出たり入ったり、あっちに行ったりこっちに行ったり。
何日か前テレビに生出演したよっちゃんは注文殺到の上に長野の準備で、その忙しさたるや
大変なことだろうと思います。

だからできるだけ電話をしないで、自分でできることは自分でと、メッセージカードの文章作ったり
持って行く商品の値段をつけたりしているのですが、文章作るのも楽ではないけど、新しい
商品に値段をつけるのはもっと気を遣うというのか、いくらにしていいのか解からないというのか。

私は直売所やスーパーマーケットでおもちや花を売っているけど、それは直売所値段なんですね。
遠くの商店に置いてもらう値づけではない。

海山ネットで販売する商品は遠くのお店で販売することもあるので、その場所での値段をつけなければ
ならないのですが、不慣れで、すぐに直売所値段になってしまいます。どこが違うのかといえば、自分で
作って自分で持って行くから、タネ代と材料代とお店の手数料以外はほとんど乗せません。安いのかも
しれないけど、自分で作っているから、まあ、いいやと100円とか200円とか切のいい数字になってしまいます。

ところが遠くのお店に置いてもらったり、繁華街のお店で販売する時には、手数料は高いしガソリン代、駐車場代、商品のラッピング代、などなど細かにお金がかかっているのですが、これを値段にのせることが
なかなかできない。これが駄目なんですねえ。自分は販売者なのに、すぐに購買者側に立ってしまって、
安く安くしようとする。

 

今日は知り合いの人に聞いて、「ふんばらなきゃ駄目なんだよー」と助言いただきました。
材料と手間がかかったものは、その分と、その先も商品が進化、展開できるように値付けをしなければならない。素敵ないいモノ作っていくために。

そうなんですよねえ。売りたいために安くしたり、エイ、いいやと安くしたりしていたら、、素敵ないいモノのを作れないし、価値は伝わらないし、そこで働く人の給料も上がらないですよねえ。材料だってやすいのを買いたくなっちゃう。

だって値段が安かったらたくさん売らなきゃ回転しないし、従業員の給料だって高くは払えないもの。
そういうふうに考えていったら、流通の値段の仕組みがわかるような気がします。

アドバイスを頂いたから、エイッとばかりに値をつけて「あっぱっぱ」販売します。

縫ってくれているのは南三陸の仮設住宅の方々です。仙台ろっけんぱーく、や長野で初売りです。
近々HPにも載せます。よろしくお願い致します。