鳴子の森のおいしい地帯

日が長くなりました。日が長くなると遅くまで外仕事ができるので、嬉しいのだけれど、朝5時から暗くなる夜7時半くらいまで動いていることになり、帰るとドーッと疲れが出ます。

今朝は道の駅でNPO法人大崎地域創造研究会のスタッフ二人、KちゃんとNちゃんと待ち合わせ。
二人の今日のお仕事は大崎の観光スポットを掘り起こす、ということなので、鳴子温泉の喫茶店
「玉子屋」さんに用事がある私が案内することになってます。

鳴子温泉の御殿湯駅近くの「玉子屋」さんは以前にはロバート・キャンベル先生に文学講座の度に
お菓子を御馳走になったところ。今は南相馬から鳴子に避難中のKAさんの勤め先。

KAさんが少し知ってるという中国語を紙に書いてもらった後、お店のご主人のお許しを得て、4人で
おしゃべり。今日の大崎タイムズ(大崎市のローカル新聞です)には、明日お会いする中国からの
公務員の記事が大きく載ってました。お店の奥様が私たちのために、ご近所の新聞までもらってきて
くださった。

次に案内するのは本来なら私が時々行く森の中の喫茶店「ライム」なのだけれど、木曜日はお休み。
なので、私もまだ一度も行ったことのない少し先の喫茶店のような食堂のようなお店に行くことに
なりました。

車を停めて改めて看板をよくみると森林総合案内所だった。通りがかりにはいつも見ているのだけれど
入るのは初めて。

外見のログハウス風とはちょっと違って中は相当ローカルチック(?)。
壁にはメニューがいろいろ書いてあります。が、おばさんが出て来て「ラーメンと冷やし中華」
と言った直後に「冷やし中華3つ」とおばさんが自動的に発言してオーダー決定。
顔を見合わせながらテーブルにつくと、おばさんが「ふき」と「みず」とお皿をふた皿運んで来てくれました。

これがおいしい!!ふきはつくだ煮風甘煮ですが、ほどほどに出来上がっていて大変おいしい。みずは辛子醤油で和えてありますがこれまた大変うまい!!

最初は不安そうだったKちゃんが「冷や中華楽しみになってきた」
私もです。
そして運ばれてきた冷やし中華。具がいっぱい。量もいっぱい。そして3人揃って「満足!」というくらいに
おいしい。食べ終える直前のタイミングで今度は頭にバンダナを巻いたおじさんが入れたてコーヒー
を運んできてくれました。だい満足でした。

ここにはまた来たい。来た時とはうって変わって「ごちそうさまー。おししかったでーす!!また来まーす」と
ニコニコで帰路につきました。

彼女たちは見どころ探索を続け、私は種苗屋の営業さんが来るので家へ。暑くなる今からの花のタネを
探すのはなかなか面倒です。秋まではコスモスなど少数の花しかないんだもの。

明日は早朝から鳴子の旅館に行きます。中国の方たちをお会いします。大変過密なスケジュールを
こなされているので、明日は無理にならないように、楽しく面白く、短い時間ですがご一緒できるように
務めたいと思っています。